高濃度ビタミンC点滴療法による癌の治療は、なぜ保健の適用対象外なのでしょうか。
抗がん剤などは、僅かな効果でもエビデンスで検証されれば対象になっているように思えるのですが、高濃度ビタミンC点滴療法が対象外ということは、やはり効果の「検証」が不十分だからなのでしょうか。それとも他に理由があるからなのでしょうか。
ガン治療に僅かでも効果がある、と考える妥当な根拠が無いからです。
何かを勘違いして(あるいは自分の商売の都合で)、ガンに対する治療効果が確認されたと主張する医療関係者もいますが、現在の検証結果からは、「僅かな効果」すら期待できません。
「効果の検証が不十分」なわけではなく、「検証した結果を見ると、効果が無さそうだと判断できる」です。
健康・医療保険の資金は無限ではありません。
効果が期待できない治療に保険を適用していたら、本当に有用な治療を必要としている人に手当てするお金が減ってしまいます。
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[補記]
以下の2件で十分でしょう。
メイヨークリニックの研究(大規模・盲検調査により無効かつ有害)
http://www.quackwatch.org/01QuackeryRelatedTopics/Cancer/c.html
ハーバード大による判定(無効かつ有害)
http://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/alternative_medicine.htm...
むろん、これらの研究は経口投与試験なので、点滴法を完全否定しているわけではありません。
しかし、ビタミンCという物質の性質を鑑みるに、この結果から
「経口投与にしろ点滴にしろ、保険適用できるほどの効果があるとは到底思えない。それどころかむしろ医療行為としては有害である」
と判断するのは自然だと思います。
メガビタミン信仰者やそれを商売にしておられる方々は、今でも「経口投与と点滴では血中濃度がうんぬん。実際に治った人がうんぬん」とがんばっておられますが、科学的教育を受け、中立的な立場にある人間なら。
「はいはい、そうですか。そこまで自信がおありなら、自分で大規模調査を繰り返してペーパー(論文)を書いてください」
と右から左へ受け流すだけです。
なお、これ以上つっこんだ議論を必要とされるなら、Yahoo!掲示板は性質上ふさわしくないと思われるので、より良い議論の場を探されることをお勧めします。
高濃度のビタミンCの点滴が癌に効果があるかどうかの二重盲検は、行われたことがないでしょう。
だから、効果があるかどうかは、分からないのです。ということは、「エビデンスがない」ということになります。
健康食品の中で、癌に効くといわれているものも同じ理由により、一般の医師は使用しません。
「効果がはっきりしない(エビデンスがない)」以上、保険の対象にはなりません。
仰るようにエビデンス不十分だからです。国内で臨床試験もされていませんから、ビタミンCの適応外処方となり、保険が適用されないのです。
補足。科学専門の検索を行えば海外学術論文にあるでしょう。色んな例数や癌での治療例があり、場合によっては無効になるでしょうね。相当の例数を集めないと統計的有意差は出ないと思われます。
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